1. 前文

今日 OSS ならびに OSS 関連活動はソフトウェアで価値を提供する企業に不可欠なものとなった。 当社の製品・サービスにおいても数多くの OSS が利用されており、従業員も業務や個人活動で OSS 関連活動の機会が増えている。

本規程の第一の目的は、当社ならびに当社従業員が OSS 関連活動を過大な負担なく行えるよう支援することである。 そのために、当社、当社従業員または他者の著作権、特許権および商標権に関する事項を定める。

本規程の第二の目的は、当社がオープンソースコミュニティにおける良き一員であるために必要な規定を定めることである。 そのために、ライセンス違反への対応方針ならびに社員が発見した他者 OSS の不具合を報告する努力義務を定める。

本規程はライセンスに限定して定めるものであるが、OSS に関連する業務はコミュニティ支援等他に数多く存在する。 当該関連業務については別途定めるが、本規程の目指すところである「当社ならびに当社従業員の OSS 関連活動の支援」および「当社がオープンソースコミュニティの良き一員であるようにすること」は一貫して共通するものとする。